環境をつくる

グランドピアノの特徴を生かして音を出そう

とても良い響きのグランドピアノ。普段自宅で電子ピアノやアップライトピアノを使って練習していると、発表会や演奏会でいきなりグランドピアノを弾くと音の響きや鍵盤のタッチの違いに戸惑いうまく弾けない事があります。そうならないよう、なるべく事前にグランドピアノで練習してグランドピアノの特性を理解し、より良い演奏が出来るようにしたいものです。 グランドピアノはアップライトに比べて鍵盤が重く、より深い音が出せて表現の幅も広がります。ですので演奏する時は一一つの鍵盤をしっかり下まで押すイメージで打鍵します。そして出てくる響きを良く聴き、理想の音が出るよう打鍵のスピードを工夫してみてください。弱い音は特に難しいのですが、遠くに響かせるイメージを持って打鍵しましょう。 ちょっとした演奏の工夫でグランドピアノの音色は驚くように響きわたります。グランドピアノの特徴を生かして素敵な演奏をして下さい。

ピアノを良い音に保つ為の工夫

良い響きのグランドピアノですが、その音を保つためには設置する環境に気を付ける事が大切です。ピアノは温度や湿度の変化に弱い楽器です。部屋の湿度が変わるだけでも音に狂いが生じる事があります。キッチンの側等、温度湿度変化が激しくない場所へ設置するのが望ましいです。 梅雨時等湿度が高い時には部屋に除湿機をかけるようにしましょう。逆に乾燥しすぎてもいけませんので、部屋にぬれタオルをかけたり寛容植物を置いたりして湿度が上がるように工夫して下さい。室温は15〜25度、湿度は45〜70%に保つのが理想です。 また、ピアノの蓋を閉めっぱなしにすると空気が滞りカビが発生したり弦が錆びる原因になります。ピアノにカバーはかけないようにして、晴れた日には蓋を開けて空気の入れ替えを行ってください。 そして年に一度は調律等の専門家によるメンテナンスを行いましょう。 そうした工夫を行う事で、グランドピアノは美しい音色を保ち、末永く演奏を楽しむ事が出来るでしょう。